2022.4.24(日)
アカヤシオ/カッコソウ/ヒメイワカガミ
と次から次へと花の開花シーズンを迎える鳴神山へ
今回のお目当ては、世界にココだけの花
「カッコソウ」を見るために🌺
この日は日曜日、数少ない駐車場もきっと満車
登山道へ続く道も、きっと路上駐車の嵐だろうと予想していきましたが
曇り予報のせいか駐車場に空きもあり、登山道もとても静か
ゆったりトレッキングを楽しむ事が出来ました
それでは参ります
登山口は駒形登山口から沢沿いの道を進みます。時折涼しい風が流れます
登山道脇には
ヒトリシズカ
ワチガイソウ
他にも、ニリンソウやエイザンスミレ、ネコノメソウ、小さな花々が私達を楽しませてくれます
岩肌に残るアカヤシオに癒されながらまだまだ進みます
こちらは女性陣
決して花々に負けていない美しさ!!
そして
飲む点滴
甘酒!を飲み干すYさま
ぐびっと!!
いつもお元気いっぱい
ご健脚な理由がわかりました😊
岩の合間を抜けていけば山頂まではあと少し
ゆったり歩いて、鳴神の肩
雷神獄神社に到着です
こちらには何とも可愛らしい
ニホンオオカミの御狛さまが
※過去pic 現在は石が乗せられ三本耳に(笑)
皆さんで囲んで記念撮影☆
そこからすぐに岩肌をよじ登れば
鳴神山(桐生岳)山頂に
本来ならば
日光の山々、富士山/赤城/上州武尊/360度の大展望!!
のはずですが。。。
この日はあいにくのお天気
関東平野は見ることはできても、遠望は利きませんでした。。
それでも
皆さんの心の目には沢山の山々が連なって見えたそうです(驚)
続いて
もう一つの山頂仁田山岳へと向かいます。鳴神山は双耳峰なんです
この辺りはアカヤシオの群生地
まだ残る花々にうっとりです。
気持ちが良いのでこちらでおひる御飯♪
私のお昼ご飯は筍とコシアブラのおにぎり!
山椒のおにぎりをお持ちのお客様も!!
旬のものを山の上で頂くなんて幸せですね♪
こちらが
仁田山岳山頂の神様
山頂から少し降りたところにある第一展望台へ
眼下に広がる山々とアカヤシオが綺麗です
椚田(くぬぎった)峠へ向かう道にも
まだまだアカヤシオが残っています
椚田峠へ到着後は
いよいよ峠下にあるカッコソウ群生地へ
地元の方々により大切に守られています
鹿などの食害、盗掘などから守るために
フェンス越しにしか見る事が出来ませんが
この環境を整えて頂いている方々に感謝です♪
もうじき辺り一面に咲き誇るでしょうね
カッコソウの他に
今回私たちの間で話題になった花があとひとつ。。
鳴神の名を持つ
「ナルカミスミレ」
沢山のすみれはあれど
それらしいスミレが見当たらない
葉の分裂しないスミレ
を探しても
一向に見つからない
そこでカッコソウを守る方に
ナルカミスミレの事を聞いてみました
「そりゃ~幻の花だもの。。」
と!
聞くところによると
頻繁に登るおじさんでも10年に一度くらいの頻度でしか見つけられず
簡単に見つかるものではない。。らしい。。
そこでお持ちの写真を見せて頂けました
ナルカミスミレは
アルビノ種であり
茎は緑色
花は白く
葉は分裂してないもの。。
図鑑に載るものも間違いが多いんだとか??
確かに。。こんなもの見当たらない。。(;'∀')
お写真でもお目にかかれて本当に良かったです!
とっても貴重なお写真
ありがとうございました<(_ _)>
カッコソウに癒された私たちは
新緑の中を気持ちよく下山します
時々沢の中の魚を眺めてみたり
下山も楽しく歩きます
新緑に癒されながら遊びながら~
途中それとな~~く
目線を向けた先に
あ!!
あれ???
茎が緑!!とはいかないものの。。
これ近いんじゃないの??
と大騒ぎ!
先に進んでいたみなさんも
ぞくぞく登山道を戻ってきて撮影会!笑
後にも先にも
この葉の特徴を持つものはココ以外に見当たりませんでした。
これが近い物でも
遠い物でも全く別のものだとしても
1つのものにみなさんで大騒ぎしたことが
一番楽しかったし、思い出深いんじゃないかなぁ。。なんて(笑)
そして
下山後にちょっと寄り道。。
直ぐ近くの
薮塚石切場跡地へ
実はここの薮塚石も大谷石と似たような経緯
二千万年前の火山活動により堆積した凝灰岩
ただ、小石混じりで水に弱く、あまり長く世に出ることはなかったそうです
なんて
大谷採石場地底ガイドでもある
コロスケとはちべ―の案内で
この周辺をトレッキングさせて頂きました
それでも
神殿のような雰囲気
非現実的な空間に
みなさん感動されていました♪
ネイチャープラネットの山旅は
いつだって皆さんフレンドリーで話が尽きず
笑顔が絶えません
今回も
結局私達がみなさんに楽しませて頂いたようなそんな気持ちでいっぱいです(^^♪
ご参加の皆様
ありがとうございました💖
秋には吾妻山までの縦走ツアーも行いますので是非ご参加くださいね(*^-^*)