三本槍岳から先へ行ってみたい。。。お客様のご希望から始まったこの企画
なかなか行程も長く、道も急なガレ場など存在し大変な道です
季節によっては藪漕ぎも!
この日集まったのは健脚な方たち
峠の茶屋を6時に出発し
まずは三本槍岳をめざします
![](https://smooooth4-site-one.ssl-link.jp/natureplanet210511/uploads/seo/110.jpg)
眼下には雲海
目の前には大きく
そびえたつ
鋭く尖った朝日岳
![](https://smooooth4-site-one.ssl-link.jp/natureplanet210511/uploads/seo/PA050013.JPG)
もうここで満足できちゃうほど
紅葉もロケーションも素晴らしい・・・
いやいや。。
これから先が長いのです
朝日岳へのみちを景色に見とれながら歩いていきます
![](https://smooooth4-site-one.ssl-link.jp/natureplanet210511/uploads/seo/32.jpg)
日が昇り始めたころには
辺りの山を照らし出し
紅葉に染まった木々が色濃く現れ始めました
それはもうなかなか進みません
進む筈が無いんです。。
これはもう仕方ない。。
![](https://smooooth4-site-one.ssl-link.jp/natureplanet210511/uploads/seo/42.jpg)
![](https://smooooth4-site-one.ssl-link.jp/natureplanet210511/uploads/seo/%E5%90%8D%E7%A7%B0%E6%9C%AA%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3.jpg)
ゆっくり撮影をしながら
三本槍岳まで約二時間
到着です
今回のスタート地点へ(笑)
![](https://smooooth4-site-one.ssl-link.jp/natureplanet210511/uploads/seo/PA050119.JPG)
そう
今回ここがスタート地点なんです
ゴールまでは半分も行ってません
序盤です。。(;^_^A
ここから始まる縦走路が
とてつもなく大きく眼下に広がります
あこがれの山
鋭く尖った甲子旭岳を巻くように
私たちの道は続いていきます
![](https://smooooth4-site-one.ssl-link.jp/natureplanet210511/uploads/seo/PA050121.JPG)
真っ赤な絨毯の中を進んでいくみたいに。。
![](https://smooooth4-site-one.ssl-link.jp/natureplanet210511/uploads/seo/PA050127.JPG)
どこを切り取っても美しすぎて悪酔いしそうです(笑)
![](https://smooooth4-site-one.ssl-link.jp/natureplanet210511/uploads/seo/5.jpg)
![](https://smooooth4-site-one.ssl-link.jp/natureplanet210511/uploads/seo/62.jpg)
眼下には鏡が沼
うつくしく湖面が波打っています
(お写真じゃお伝え出来ずに申し訳ございません)
キラキラなみなみしてるんです
![](https://smooooth4-site-one.ssl-link.jp/natureplanet210511/uploads/seo/PA050168.JPG)
その向こうには
裏那須連山
流石山
大倉山
三倉山が
みごとな姿です
![](https://smooooth4-site-one.ssl-link.jp/natureplanet210511/uploads/seo/PA050175.JPG)
こんなに素晴らしいこの道を
もっと多くの人が歩けるようになればいいのになぁ。。。
そんなことを思いながら歩いていました
気持ちよく楽しく歩いているうちに
あっという間に
須立山山頂へ
もしかしたら
この山がこのルートで
一番遠く険しい山なのかもしれません。
ある意味
レアなやまですよね
三本槍岳を
甲子旭岳をバックに
記念撮影
これから進む道を指さして。。
![](https://smooooth4-site-one.ssl-link.jp/natureplanet210511/uploads/seo/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A0_%E8%AA%95%E7%94%9F%E6%97%A5_%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2_%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5_(1)1.jpg)
まだまだ続きますよ
![](https://smooooth4-site-one.ssl-link.jp/natureplanet210511/uploads/seo/PA050191.JPG)
急な下りを下りていきます
このルートで一番の難所です
ガレガレの
急坂です
落石しないかひやひやもんです
距離を空けてゆっくりね
進んでいきましょう
続いて傘が松へ
この辺りは
松の木が傘の様に覆いかぶさってます
それがこの場所の由来なのでしょうか??
![](https://smooooth4-site-one.ssl-link.jp/natureplanet210511/uploads/seo/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A0_%E8%AA%95%E7%94%9F%E6%97%A5_%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2_%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5_(2).jpg)
もうすぐで坊主沼というところで
根曲がり竹に足を奪われる難所が登場
これに足を奪われると
奈落の底に吸い込まれます(;'∀')
もう命がけ!!(大袈裟)
ですが!!
この場所、普通なら藪漕ぎなんです
足元が滑る藪漕ぎ地帯
この場所も
全ての場所もですが
綺麗に刈り払いが済んでいてとっても歩きやすいのです(´;ω;`)ウ
以前避難小屋で出会ったお方がこの場所を整備されていました
甲子山から登り
坊主沼避難小屋に来るまでに三時間
しかも草刈り機を背負って・・・
いつも歩いているあの道だって
誰かの尽力によって整備されているんです
当たり前に歩いちゃいけない。。そう思います
![](https://smooooth4-site-one.ssl-link.jp/natureplanet210511/uploads/seo/PA050199.JPG)
難所を越えたら
坊主沼と坊主沼避難小屋の分岐が現れます
今回は坊主沼へ
ひっそりと静かに人気を拒むように佇んでいます
目前には甲子旭岳
![](https://smooooth4-site-one.ssl-link.jp/natureplanet210511/uploads/seo/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A0_%E8%AA%95%E7%94%9F%E6%97%A5_%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2_%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5_(4).jpg)
お昼休憩を済ませ
次は最後の山
甲子山を目指します
ここからは
ブナの森をすすみます
空気も澄んでいて気持ちがいい
![](https://smooooth4-site-one.ssl-link.jp/natureplanet210511/uploads/seo/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A0_%E8%AA%95%E7%94%9F%E6%97%A5_%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2_%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5_(5).jpg)
そして
最後の山
甲子山に到着です
バンザーイ!!
甲子旭岳をバックに記念撮影です
北には磐梯山
目の前には甲子旭岳
遠くに浅草岳など大展望
![](https://smooooth4-site-one.ssl-link.jp/natureplanet210511/uploads/seo/PA050234.JPG)
![](https://smooooth4-site-one.ssl-link.jp/natureplanet210511/uploads/seo/PA050229.JPG)
約12キロ
私たちの足で9時間30分
アップダウンを繰り返し
栃木県の那須岳から
福島県の甲子山まで
みなさん最後まで笑顔で歩ききりました
辛ければつらいほど
長ければ長いほど
道中の思い出は深く大きいのかもしれません
でも皆さん
最後まで笑顔でしたね
あっという間に感じた9時間半
絶景を共感できた時間が
本当にかけがえの無いものなりました
ご参加の皆さん
本当にありがとうございました
担当ガイド コロスケ &はちべー